常識を疑え!(前編) ~国語・論説文がスラスラ読めるようになる!~

こんにちは!戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室塾長の水落です。
今日は、「論説文をどう読むか」をやさしく説明します。
💡 論説文ってどんな文章?
一言で言うと、人を説得するための文章です。
なぜ説得するの? → 「ふつうの考え(常識)とちがう見かた」を出すからです。
「多くの人はこう思っていますよね」
「でも、別の見かたもあるのでは?」
このように、「常識 → 反対の見かた」へと話を動かします。
📖 たとえ話:勉強と成績
よくある考え:「しっかり勉強して、良い成績をとることは大事」
→ たいていの人が賛成します。説得はいりません。だから論説文のテーマにはなりにくい。
そういう文章があったら、わたしだったら「つまらなそうだな」と思います。
ちょっと挑戦的な考え:「勉強して良い成績をとることは無意味」
→ 多くの人は反対するでしょう。なので、念入りな説得が必要。
論説文に向くテーマです。こちらなら、わたしも読んでみたいなと思います。
📝 自分と違う意見の文章を読むのが大事
ちなみに、わたしは「勉強して良い成績をとることにも意味がある」と思っています。
(そうでなかったら、塾なんてやっていません。)
だから、
「勉強して良い成績をとることは無意味」という文章を読んでも、たぶん説得されません。
でも、その人がどんな理由でそう考えるのかには、とても興味があります。
理由がわかると、自分の考えに広がりが生まれるからです。
(ちなみに、日本にも、宿題もテストも成績もいっさいない小学校や中学校が実際にあります。
「良い成績をとるための勉強」に意味がないと考えると、そういう学校になるわけです。)
🎯 良い本や優れた文章はあとから効いてくる
あと、さらに一言付け加えると、本で読んだこととか、国語の文章題で解いたものは、
数年後、数十年後に突然「効いてくる」ことがあります。
わたしは読書が好きで毎日二時間は本を読むのですが、
それというのも、その「効いてくる」感じの中毒になってしまったからです…(笑)
🔑 まとめ(前編)
論説文は、常識をいったん受け止めてから、別の見かたを出す文章。
読むときは、どの常識を前提にしているか、そしてどこで転じるかをさがしましょう。
そのシグナルは、まるで宝探しのヒントのように、文章の中に隠れています。
では、それを見つけるコツは何でしょう?
後編では、そのシグナル(合図、合言葉)を紹介します。
後編は こちら!