常識を疑え!(後編) ~国語・論説文がスラスラ読めるようになる!~

2025年9月11日


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👉 【前編はこちら】

こんにちは!戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室塾長の水落です。
前編では「常識を疑う」のが論説文だとお話ししました。
今回は、読むときのいちばん大事なコツを一つだけ。

🔑 コツ:「譲歩 → 逆接」の合図(シグナル)をつかまえる

人を説得するとき、私たちはこんなふうに言いますよね。

「たしかにあの本は分厚い。でもすごく面白いよ。」
「なるほど君の意見にも一理ある。だが全体を見ると別の判断が必要だ。」
「もちろんこの選択にはリスクがある。しかし今ある選択肢の中では最善だ。」

前半(譲歩)=いったんみとめる
後半(逆接)=本当に言いたいこと(主張)

ポイント:主張は、ふつう「逆接の合図(シグナル)」のあとに出ます。

💡 よく出る合図(シグナル)

譲歩のシグナル:たしかに/なるほど/もちろん
逆接のシグナル:しかし/だが/でも/それでも/ところが/けれども

シグナルを見つけたら、「逆接のあと」を最重要として読みましょう。

📖 読みかたは3ステップ

譲歩    :筆者がいったん受け入れているふつうの考えをつかむ。
逆接(主張):ほんとうに言いたいことをつかむ。
理由    :その主張をささえるわけ・例・データをつかむ。

📝 ミニ練習

ここで一つ、ミニクイズで試してみましょう。

「たしかに、勉強の最終的な目的は、知識を暗記することではなく、考える力を養うことだ。
しかし、考える力というものは、じつは、基礎的な知識をしっかり暗記したあとで、はじめて養われるものなのだ。」

質問:この文章で、筆者がより強く伝えたいのはどちら?

  1. ①勉強の最終的な目的は、知識を暗記することではなく、考える力を養うことであること。
  2. ②考える力というものは、基礎的な知識をしっかり暗記したあとで、はじめて養われるものだということ。

▼ 答えを表示する

答え:②

「たしかに …」は譲歩(前置き)です。
「しかし …」のあとは筆者の主張です。
だから、より伝えたいのは②となります。

🎯 テストで使えるコツ

  • 要旨・主張を問う問題は、逆接のあとを中心にまとめる。
  • 抜き出しは、まず「しかし/だが/でも」のあとをさがす。
  • 選択肢でまちがえやすいのは、「譲歩だけ」を正しい答えに見せるもの。

🔎 まとめ(後編)

合図(シグナル)を見つけるだけで、論説文の骨組みが見えます。
まずは、譲歩 → 逆接 → 理由の順に線でむすんで読んでみましょう。
くり返せば、読むスピードも正確さも上がります。

今回は、前・後編2回で、論説文の読みかたについてお話ししてきました!

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