【英語】「I like she」がなぜ間違いなのか②

「食べる」のは、私?それとも、、、?
こんにちは!戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室講師の相澤です。
前回のブログでは、「I like she はなぜ文法的に正しくないのか?」というテーマの第一歩として、まずは日本語の文法に欠かせない3つの用語、
・主部
・述部
・修飾語
を紹介しましたね。
👉前回の記事『【英語】「I like she」がなぜ間違いなのか①』はこちら
***
今回は、この3つの用語を使って、実際に文章を分析してみましょう。
題材にするのは、前回も登場した「ケーキ構文」です!
🍰食べるのはケーキか、私か
次の2つの文を比べてみましょう。
① 私はケーキを食べます。
② ケーキは私を食べます。
ホラーのような文が入ってますが(笑)
(映画のタイトルとかでありそう?)
この2文では、「私」と「ケーキ」の位置が入れ替わることで、意味が大きく変わっています。
では、どの部分がどう違うのかを見ていきましょう。
① 私はケーキを食べます
この文章の構造を、3つのステップで考えてみます。
(1)「誰が」食べる? → 「私が」食べる → 主部は「私は」
(2)「何を」食べる? → 「ケーキを」食べる → 修飾語は「ケーキを」
(3)「どうする」? → 「食べる」 → 述部は「食べる」
整理すると、
・私は → 主部(何が/誰が)
・ケーキを → 修飾語(何を/誰を)
・食べます → 述部(動作/状態)
② ケーキは私を食べます
例の怖いほうですね。笑
同じように、3ステップで考えてみましょう。
(1)「何が」食べる? → 「ケーキは」食べる → 主部は「ケーキは」
(2)「何を」食べる? → 「私を」食べる → 修飾語は「私を」
(3)「どうする」? → 「食べる」 → 述部は「食べる」
整理すると、
・ケーキは → 主部(何が/誰が)
・私を → 修飾語(何を/誰を)
・食べます → 述部(動作/状態)
💡 単語そのものではなく、「助詞」が役割を変える!
この2文に共通しているのは、「私」と「ケーキ」という単語。
でも、文中での役割は入れ替わっていますよね。
ここで大事なのは、
役割を変えているのは単語そのものではなく、その後につく助詞(は・が・を・の・と など)である
というところなんです。
単語は同じでも、助詞が変わるだけで意味がまったく違うものになる。
それが日本語の大きな特徴なんですね。
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次の例を見てみましょう。
・私はケンです。(助詞「は」)
・私の兄はケンです。(助詞「の」)
・ケンは私とサッカーをします。(助詞「と」)
どの文にも「私」という単語がありますが、後ろにつく助詞が変わるだけで、文中での役割がガラッと変わっています。
つまり、日本語は「助詞が単語の役割を決める言語」なんです。
英語の、「I , my , me」のように「単語の形」を変えるのではなく、日本語は「助詞」を変えることで文の意味を調整する。
この仕組みを理解すると、英語との違いもぐっと分かりやすくなるんですよ。
📝 今日のまとめ
・日本語の文は、「主部」「修飾語」「述部」の3要素でできている。
・単語自体ではなく、「助詞(は・が・を・の・と)」が文中での役割を決める。
・助詞の理解は、英語を学ぶときにも大切なヒントになる。
次回は、この「助詞によって役割が変わる」という日本語の仕組みを、英語の文法と比較して見ていきましょう!
いよいよ「I like she」が間違いである理由が見えてきますよ!
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