【英語】「I like she」がなぜ間違いなのか③

私は好きだ、彼女のことが。
こんにちは!
戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室講師の相澤です!
今回はいよいよ‥「”I like she.” はなぜ文法的に正しくないのか?」
この問いに、しっかり答えていきます。
さっそくいってみましょう!
🔁 前回の復習
まずは、前回のおさらいから始めましょう。
👉前回の記事「【英語】「I like she」がなぜ間違いなのか②」はこちら
次のことを覚えていますか?
①日本語の文を作るうえで大切な3つの要素は?
→ 主部・述部・修飾語
②日本語で単語の役割を調整しているものは?
→ 助詞(は・が・の・と・を)
そう、日本語は「助詞が単語の役割を決める言語」でしたね。
この理解があると、英語との違いがものすごく分かりやすくなります。
🍰 いよいよ、英語で「ケーキ構文」を作ってみよう!
比較しやすいように、日本語 → 英語の順 で並べます。( )内は語順に合わせた直訳です。
※視覚的に比較しやすくするため、ケーキは、”cakes” と複数形で統一します。
① 私はケーキを食べます。
→ I eat cakes.(私は/食べます/ケーキを)
② ケーキは私を食べます。
→ Cakes eat me.(ケーキは/食べます/私を)
🔍 日本語と英語の違いを探してみよう
ここで質問です!
日本語と英語では、どのような文法上の違いが見えるでしょうか?
***
【違い①:英語は「単語の形」そのものが変わる】
比べてみると、
・私は → I
・私を → me
日本語では「私+助詞(は/を等)」で役割を変えましたね。
しかし英語はちがいます。
単語そのものが 「I ↔ me」のように変化して、役割が決まるのです。
***
【違い② 英語は「語順」で役割が決まる。】
前回学んだ3つの役割を思い出しましょう。
・主部(何が/だれが)
・述部(動作/状態)
・修飾語(何を/だれを)
では、構造を比べてみましょう。
I eat cakes.
文頭 → 主部(私は)
2番目 → 述部(食べる)
3番目 → 修飾語(ケーキを)
Cakes eat me.
文頭 → 主部(ケーキは)
2番目 → 述部(食べる)
3番目 → 修飾語(私を)
つまり英語では、
「文頭=主部/2番目=述部/3番目=修飾語」という「語順」が役割を決めています。
📘 英語の「2つの大原則」
まとめると、英語には2つの大原則があります。
【原則①:単語の形そのものが役割を決める】
例:
・I(私は)=主部
・me(私を)=修飾語
***
【原則②:語順(文頭→2番目→3番目)が役割を決める】
・文頭 → 主部
・2番目 → 述部
・3番目 → 修飾語
🍰 いよいよ本題!”I like she” が間違いな理由
さあ、いよいよ、記事のタイトルでもある”I like she”がなぜ間違いなのか、の答えです!
あらためて登場してもらいましょう。
I like she.
(私は/好きです/彼女は)
この文がダメな理由は2つあります。
【理由①:she は「彼女は」という意味しかない(主部専用)】
「彼女を」と言いたいなら、her に変える必要があります。
これは 原則①(単語の形) に反します。
【理由②:「she」は主部なので、文頭以外に置けない】
三番目は修飾語の位置ですよね。
ここにsheを置くのは 原則②(語順ルール) にも反します。
***
では、正しい文は、、、?
I like her.
(私は/好きです/彼女を)
この her が「彼女を」であり、構造的にも意味的にも正しい形ですね。
🌟 最後にちょっとだけ!
ここまで本当に丁寧に考えてきました。
「長いし難しいし、ケーキ食べたいよ!」と思ったかもしれません(笑)
ですが、順序立てて考える力は、勉強にも日常生活にも活きるスキルです。
英語はただ暗記するのではなく、こうして「仕組み」から理解すると、応用がものすごく効くんですよ!
もしかしたら、高校生や大人になったときに、英語が得意科目になっているかも。
「楽しみながら英語を得意科目にしたい!」と思う方は、ぜひ私のところに学びに来てください!
一緒にゆっくりと、そして「着実に」勉強していきましょう!
ではまた!
当塾では、今回の記事のように、英語も他の科目も、順序立ててじっくり身に着けていく授業を行っています。
お子さん一人ひとりの個性、ペースに合わせて、学習習慣づくりから丁寧に指導しています。
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