【講師・教室紹介】教室長が大切にしていること⑥『なぜ?』を大事にする
シリーズラスト。「なぜ?」は大チャンス!
こんにちは!
戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室講師の相澤です!
前回のブログでは、私が生徒と向き合うときに大切にしているマイルール⑤「その子の『得意な受け取りかた』を見つける」について書きました。
ざっくりまとめると、人間の五感のうち、とくに「視覚」と「聴覚」に注目し、各生徒の長所や特性を生かせるような指導をおこなっているという話でしたね!
前回の記事はこちら。
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これまで5回に分けて、「マイルールシリーズ」を書いてきましたが、それも今日で最終回ですよ!
シリーズのラストを飾るのは、マイルール⑥「『なぜ?』を大事にする」です。
どんな勉強をしていてもかならず「なぜ?」と思う瞬間は出てきますよね!この瞬間ってとても大事なんですよ。
❓物事を「追っていく」こと自体が勉強である
こんな疑問を一度は持ったことがありませんか?
・「昔の人の名前って『〜の〜』だよなあ」
・「そもそも三角形の内角ってなんで180度?」
・「heやsheの時に動詞につく”S”ってなに?」
講師目線で考えてみると、これらの質問に対しては「とりあえず覚えろ!」とだけ言って、あえて質問に触れなくても、授業は一応成り立ちます。
しかし、このような質問が出てきたときに、私は「ああ、生徒が勉強に興味を持ってくれているんだな!」と感じるわけです。
上記の質問に、あえて簡潔に答えてみましょう。
「昔の人の名前って『〜の〜』だよなあ」】
→ 名前の役割が時代でどう変わったかを見てみると、こんなことが分かります。
① 平安時代などの貴族社会では、「家柄」がとても大事でした。
そのため、「藤原の〜、源の〜」のように、「〜の〜」というかたちで自分の「氏」を示す名前が多かったんです。
② 鎌倉時代以降は、武士が政治の中心になり、名前のつくりかたも変わりました。
家よりも、個人の働き・武士としての立場が重視されていき、地名を入れた名前など、別のスタイルが広がっていきました。
つまり、政治の中心が貴族 → 武士へと変わることで、「名前のありかた」も変わったという流れが見えてくるわけです。
【「そもそも三角形の内角ってなんで180度?」】
→ これについては、
・平行線と角の関係
・錯角・同位角
と、2つの要素を組み合わせてみると、内角は180度にしかならないということが言えるわけですね!
【「heやsheの時に動詞につくSってなに?」】
→英語は「動詞のかたち」が意味をあらわす重要な手がかりになる言語です。
s がつくのは「主語が三人称単数のとき」という文法ルールのためです。
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このように、「なぜ?」という問いには、その疑問を追っていくだけで、
・知識を深める
・考え方を広げる
・興味の幅を増やす
という効果があります。
そしてなにより、 生徒自身が自分の頭で考える という、勉強の本質そのものにつながるんです。
🧠「物事を論理的に考える力」は一生もの!
「なぜ?」という問いが大切な理由は、この問いが単純に「知識の量を増やすから」だけではありません。
その問いをきっかけに、
・自分の考えを整理して伝える力
・理由を積み上げて相手を納得させる力
こういった、生きていくうえで一生使うスキル が育っていくからなんです。
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たとえば、野球部での、コーチと選手のこんな会話の流れを想像してください。
選手 :「なぜですか?」
コーチ:「(A)正しく反復することで、(B)身体が動きを覚えて、無駄な力が抜けるよ」
選手 :「わかりました。(B)無駄な力が抜けると、(C)肩とか肘を痛めることも少なくなりそうですよね」
コーチ:「そうそう!痛めにくくなれば、(D)継続して練習できるでしょ。だから(A)正しく反復することが大事なんだよ」
このように、
「(A)だよ」
「それはなぜですか?」
「(A)だと(B)になるよね」
「なるほど、(B)だから(C)になるということですよね」
「そのとおり。(C)だと、結果的に(D)になって、良いよね」
と、「なぜ?」をトリガーにして「A → B → C → D」という論理展開を、キャッチボールをとおして講師と生徒が一緒におこなっていくことで、一生ものの「論理的思考」ができるようになっていきます。
これは、科目の勉強にかぎらず、生涯自分を支えてくれる強力な武器です。
💬 自分の言葉に説得力を持たせることができる
また、こういった思考を身に着けると、説得力のある説明ができるようになります。
たとえば中学生であれば、
・「親にスマホを買ってほしい!」
・「英語教育に力を入れているこの高校へ進みたい!」
・「自分が入っている吹奏学部がもっとうまくなるために、方針をこうしたい!」
このように、自分の希望や意見を通したい場面が必ずありますよね。
そのときに大事なのは、要求をやみくもに伝えるのではなく、相手が納得してくれる「理由づけ」の部分です。
そして、そのためのトレーニングが、じつは勉強の中でいくらでもできます。
数学の証明でも、国語の記述でも、歴史の因果関係でも、英語の文構造でも、「なぜ?」と考えて理由を積み重ねていく練習は、すべて論理的思考のトレーニングになります。
だからこそ、私は授業中に生徒が「なぜ?」と言ってくれたとき、本当に嬉しくなります。
「今、この子の思考が広がろうとしている!」
「学びが深くなる入り口に立っている!」
そう感じるからですね。
📚 まとめ
「なぜ?」という問いは、ただの「わからないというサイン」ではなく、学びを深める入口であり、思考を横にも縦にも広げるための、大切なきっかけです。
社会でも数学でも英語でも、素朴で根本的な疑問を放置せず、「どうしてだろう?」と一歩踏み込むことで、ただたんに暗記するよりも深く理解ができ、結果として強く記憶に定着します。
また、こうやって自分で「なぜ?」という疑問を深堀りすることで、「覚えなきゃいけないから覚えた」という義務感によって機械的に暗記するよりも、確実に勉強が面白くなります。
そしてなにより、「なぜ?」を追いかける姿勢は、学校の勉強にかぎらず、仕事やプライベートなど、あらゆる場面で役に立つ 「論理的に考える力」を育ててくれます。
・相手を納得させられる説明をする
・目的を叶えるために必要な根拠を示す
こうした力は、大人になってからもずっと使える、一生ものの武器になりますよ!
🎓 おわりに
ということで、6回にわたり、私(教室長)が大事にしているマイルールを紹介しました。
たくさん読んでいただき、ありがとうございました。
一方通行ではなく、キャッチボールをとおして講師と生徒がお互いに良い影響を及ぼしあいながら、授業を作っていく。
そのような講師、そして塾でありたいと私は思っています。
体験授業で、この双方向の授業の楽しさを感じていただけたら嬉しいです。
一緒に良い授業を作って、ガンガン実力と成績を伸ばしていきましょう!
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