【講師紹介・指導方法】怒るときに気をつけていること ⑤今後どうなってほしいかを考えて伝える

2025年11月30日

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なってほしい姿をイメージしながら伝える

 

こんにちは!戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室講師の中臺(なかだい)です。

前回のブログでは、「受け止めの姿勢でワンクッション置く」ことの大切さについてお伝えしました。

ワンクッション挟むことで、お互いに話す余裕が生まれるということですね。

今回はその続きとして、
「今後どうなってほしいかを考えて伝える」
ということについてお話ししたいと思います!

☆前回のブログはこちら

「なってほしい」姿を、いつも頭の片隅に

みなさんは、自分の子どもがどんな子になってほしいと思いますか?

・優しい子
・約束を守る子
・勉強ができる子

いろいろあると思います。

私は講師なので、勉強に関しては、もちろんできるようになってほしいです。
でもそれだけではなく、
「目標に向かって自分で動ける子」になってほしいという思いもあります。

そして、その「なってほしい姿」を頭の片隅に置きながら、
「どう伝えるとその子の未来につながるか」
を考えるようにしています。

➷ 例①「簡単な計算はつまらない」と言う子の場合

数年前、「勉強はできるけど、簡単な計算はつまらないからやりたくない」という生徒がいました。

その気持ち、すごく分かります。

ただ、定期テストや高校受験の数学では計算の正確さ・スピードは必須。
この基礎練習を怠ってしまうと、そのときはなんとなくできても、どこかで必ず、困るタイミングが来ます。

そこで私はこう伝えました。

「まぁそうだよね、簡単な計算はつまらないよね。
でもさ、その計算問題を、間違えずに毎回100点取れる自信はある?
めちゃくちゃ速く解ける自信はある?
先生に速さと正確さで勝てるかな?…勝負してみる?笑」

「まぁ勝負するかどうかは置いといて、簡単な計算を正確に速くこなす力って絶対必要になるんだよ。
その時に困ってほしくないからさ。
今はその練習だと思って集中して解いてみよう。すぐできるようになるよ!」

「簡単な計算は必要だからやりなさい!」と言われるより、
「未来のために必要なんだ」
と理解できたほうが、子どもは納得しやすいです。

➷ 例② 宿題がなかなか終わらない子の場合

宿題を終わらせられない子もいます。その週に学校の提出物が立て込んでいたりとか、体調を崩してしまったりとか……
理由はさまざまですが、私はこう伝えています。

「そっか、終わんなかったか。
んー、先生はやってこなかったことに対して怒るつもりはないよ。
やるかやらないか選んだのは君だからね。」

「でも本気で○○高校に行きたいなら、いやでもやらないとだよね。
難しかった問題があるなら、それは出してる側の責任だから無理してやらなくていいよ。『質問』として提出してくれたらそれで十分。」

「ただ、できる問題をやってこないのは受験生としてかなりまずい。
だから、どれくらいなら一日にできるか一緒に考えよう。予定がある日はそれも教えてね。」

子どもが本当に願っている目標を軸にすると、
「やらされる宿題」→「未来につながる宿題」
に変わります。

これは、モチベーションの上がりかたに大きな変化を生みます。
(一緒に考えよう。というのは相澤の記事にも載ってましたね!)

➷否定文は伝わりづらい

「○○しちゃダメ」は、じつはあまり効果がないこともあります。

認知心理学の分野では、否定文の理解には「いったん肯定形の意味を頭の中で作る → それを打ち消す」という二段階の処理が必要になると言われています。

そのため、肯定文に比べると理解に少し時間や負荷がかかり、結果として「○○しちゃダメ」というメッセージがそのまま伝わりづらい傾向があるということですね。

実際に生徒と接しているなかで、

「走っちゃダメ!」 → 「走る」
「忘れ物しないで!」 → 「忘れ物」

のように、「してほしくない行動の部分」だけが強く印象に残ってしまうケースがしばしばあると感じています。

いっぽうで肯定文は、読んだ瞬間にそのままの意味でイメージしやすいため、子どもにも伝わりやすいと言われています。

だから私は、
「ダメ」を伝えるより「なってほしい姿」を伝えるほうが結果的に動きやすいと思っています。

(この話は、次回のテーマとして書く予定です!)


➷ まとめ

今日は、
「今後どうなってほしいかを考えて伝える」
という部分についてお話ししました。

・叱るとは、未来のための軌道修正
・なってほしい姿を先に思い描くと、伝えかたが自然と変わる
・子どもも大人も、前向きに動きやすくなる
・「ダメ」ではなく「こうなれたらいいね」を示すほうが伝わりやすい

こんなポイントが伝わっていたら嬉しいです。

次回は、今日最後に触れた、
「○○しちゃダメ」の伝えかたの難しさ
について、もう少し深く掘ってお話ししたいと思います!


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