【理科】冬の夜空を観察してみよう!②「同じ条件」で毎日観察する

毎日観ると、地球が動いていることがわかる!
こんにちは!戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室講師の中臺(なかだい)です。
前回はオリオン座が冬に見える理由と、同じ時間でも日によって見える方向が違うことについてお話しました。
☆前回のブログは🌟こちら
今回は、実際に同じ時間でも見える方向が日によって異なるのか、観察する方法をお伝えしたいと思います。
✨毎日同じ時間にオリオン座を探してみよう
今回やることは、とてもシンプルです。
②同じ時間に
③同じ場所から
オリオン座を見る
これだけでOKです。
おすすめは、帰宅後のルーティンに組み込むこと。
たとえば「21:00になったらベランダ(または家の前)で空を見る」みたいに決めると続きやすいです。
オリオン座は見つけやすい星座なので、星座観察の入門としてかなり優秀です。
真ん中の三つ星が目印になるので、「星に詳しくないけどやってみたい」という人にも向いています。
✨観測のポイント
観察は、やり方次第で「違い」が見えるかどうかが決まります。
ここはぜひ押さえてください!
先ほどお話しした、①~③に対応して、順番に紹介しますね。
①毎日ちょこちょこ見る
1日だと「気のせい?」で終わりがちですが、毎日同じ時間にちょこっと見続けていると
「あれ?最初、この時間にここにあったかな?」
となると思います。
②必ず同じ時間帯に見る
時間がバラバラだと、ズレが大きくなりすぎて「何が原因のズレ?」となりやすいです。
まずは
・毎日21:00(±5分くらいまで)
みたいに固定すると分かりやすいです。
③見る場所を決める
立つ位置がズレると見え方もズレます。
そのため、「見上げる場所を固定」する必要があります。
・電柱
・マンションの角
・木の下
・ベランダ
など、「ここに立って見上げる」という場所を決めましょう。
まずは1週間、続けてみてはどうでしょうか?
※ちなみに、このように、ある決められた同じ条件下での観測を定期的に繰り返すことを「定点観測」と言います。
定点観測するからこそ「違いがわかる」ということですよね。
本来は、天体観測のように、いわゆる物理的な意味で使われますが、勉強や生活、仕事の世界でも幅広く使われる言葉なので、知っておくとのちのち役に立ちますよ!
✨結果(どう見える?)
観察を続けると、多くの場合こんなふうに感じます。
「オリオン座が右手側に動いているように見える」
目印を決めていると特に分かりやすくて、「昨日よりちょっと右寄りだな」が積み重なっていきます。
(※南の空を正面に見ている場合、右は「西側」になります。方角が分からなくても、とにかく「右に寄っていく感じ」が見えたらOKです。)
✨まとめ
今回の観察で分かるのは、
「星座は毎日同じ時間に同じ場所に見えるわけじゃない」
ということです。
・そして季節が進むと、同じ時間に見てもだんだん低くなり、最終的には見えなくなっていく
でも、そこで終わりではありません。
地球が太陽のまわりをぐるっと回っているので、1年たつとまた状況が変わります。
1年後、同じくらいの時期に同じ時間に空を見ると、またオリオン座が左の方から見え始めるようになってきます。
「消えた=なくなった」ではなく、見える方向が季節で変わっているだけなんですね。オリオン座、毎年冬のゴールデンタイムに、ちゃんとやってきますもんね。笑
星空は「いつも同じ」ではなく、毎日少しずつ変わるもの。
だからこそ、たった1分でも、毎日空を見上げる習慣があると、季節の進み方がちょっとだけ身近になります。
受験やお仕事で忙しい時期でも、帰り道にふと見上げて、オリオン座を見つけられたらそれだけで十分です。
きっと、気分転換にもなりますよ。
この冬のどこかで、みなさんの空にもオリオン座が見えていたら嬉しいです!
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