【地理・勉強法】旅と距離 青春18きっぷで屋久島まで行く旅(前編)

2025年10月23日

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何年か前に筆者が使った18きっぷ。

 

こんにちは!戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室総務の細川です。

今日は、私自身の体験から、地理と絡めた「旅と距離」の話をしてみようと思います。

🚃 「青春18きっぷ」でひたすら電車を乗り継ぐ旅

みなさんは、「青春18きっぷ」というJRの切符を知っていますか?
JRが、春・夏・冬に期間限定で毎年発行している、「一日中乗り放題」の切符です。

乗り放題といえども、この切符、在来線しか乗れません。いわゆる、普通列車や快速列車ですね。
(つまり、特急や新幹線には原則として乗れません。)

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私は、大学生になってから、ときどき一人旅をするようになりました。

一年生の春休みに、「お金はないけど時間と体力だけはある」という、絵に書いたような大学生の私は、縄文杉で有名な、鹿児島県の屋久島(やくしま)に行くことにしました。

屋久島までローカル線でのんびり行く。なんかいいじゃないですか。笑

🚉 一日目:小田原から下関へ、ひたすら移動

小田急線で移動したあと、JR小田原駅を出発したのが、たしか朝の6時30分くらい。電車に揺られ揺られ、ひたすらローカル線を乗り継ぎます。

当時はまだスマホが存在しなかったので、「ポケット時刻表」という、分厚い文庫みたいな本を片手に、次の電車を逃さないように、到着・発車時刻と、次の電車がどこ行きで、何番線から出るのかを確認しながら。

 

一度だけ、滋賀県の「米原」という駅の乗り換えで、さすがに休みたくなって一本見送りましたが、それ以外は逃がすことなく乗り継ぎ続けました。座りっぱなしだと、お尻が痛くなるんですよね、、、笑

(余談ですが、スマホがないと、やることがあんまりなかったんですね。笑
持っていった村上春樹の『ノルウェイの森』を読みながら、ただただ風景を眺めていました。今から考えると不便と言えば不便だし、なんと言っても暇ですが、そのぶん、けっこう考えごとはできた気がします。)

 

○夜遅く、下関に到着

家を出発してから、電車に揺られること、約17時間。

山口県の下関(しものせき)まで来たとき、すでに23時を回っていたので、疲れたし今日はこのへんでやめとこう、ということで、ひとまず降りて、駅周辺で適当にホテルを探し、泥のように眠りました。

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1日目の移動距離は、およそ1030km。なかなかハードでした。

(ちなみに当時のダイヤでは、米原で休まなければ、福岡県の小倉(こくら)まで行けるように時刻表に書いてあった記憶があります。
神奈川からローカル線で一日で九州まで行けるというのは、なかなかびっくりしますよね。)

👣 距離を「体感する」

正直、「ただ電車に長時間乗ってて、なにが楽しいんだ?」と思う方もいらっしゃると思います。というか、そっちのほうがふつうかもしれないですね 笑

でも、ローカル線でゆっくり進むというのは、飛行機で一気に移動するような「ワープ感」がないぶん、「自分で動いてる感」があるんですね。

電車に乗ってて言うのもおかしな話ですが、新幹線などと比べても、一駅一駅、自分の足で歩いてる感じに近いです。

ぜんぜん知らない土地、読みかたがわからない珍しい駅名、窓から見える家々、朝や夕方に乗り込んでは降りていく地元の高校生、とかを眺めてると、なんともノスタルジックな感じがして、けっこういいですよ。

これは、飛行機でも新幹線でも、間違いなく味わえないものです。

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このときはもちろん、なにか学んでやろう、なんて思ってたわけではありません。
ただただ暇だったのと、ただただ移動したかったのと、ただただ屋久島に行きたかったのと、ただただお金がなかっただけです。

でも、今振り返ると、この地味なのんびり旅が、地理の感覚を少し育ててくれたというのと、なにかを直接感じることの意義を教えてくれた気がしています。

ということで、今のところなんの学びにもなってない記事ですが(笑)、次回は、2日目の移動と、「体感すること」、つまり地理にどどまらず、すべての学習にもつながると私が信じていることについて書いてみたいと思います。

次回もお楽しみに!


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