【歴史】18きっぷの旅 屋久島編① 縄文杉は四大文明より年上?

屋久島のボス、縄文杉(筆者撮影)
こんにちは!戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室総務の細川です。
先日、18きっぷで小田原から鹿児島までローカル線で2日かけて行き、そして屋久島にたどり着いた話をしました。
往復の距離「2858km」が、日本の南北の距離並み(択捉島〜沖ノ鳥島の3000km)だったということで、我ながら少々驚いたのでした。
👉前回の記事
『【地理・勉強法】旅と距離 青春18きっぷで屋久島まで行く旅(前編)』(小田原から下関まで、1030km)はこちら
『【地理・勉強法】旅と距離 青春18きっぷで屋久島まで行く旅(後編)』(下関から鹿児島まで、399km)はこちら
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今回はその続編、屋久島編です。
世界遺産にもなっている屋久島が、日本の中でも特異な島であることがわかりますよ。
🚢 3日目に、屋久島にたどり着いた
神奈川から鹿児島まで1429kmをローカル線で移動し、いよいよフェリーで屋久島へ渡ります。
(ちなみに、フェリーは学割が効きます。学生のみなさんは学生証を忘れずに!笑)
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例によって、宿を適当に探します。けっこう民宿があるんですよね。
ぶらぶらしつつ、アットホームな民宿を見つけて、入りました。
そうしたら、玄関に、なんと宮崎駿さんのサインが!
たまたま、ジブリの方々が取材で泊まられた宿でした。
屋久島はもののけ姫の舞台のモデルになったところなんですね。
「ヤックル」という、アシタカの相棒が出てきますが、一説にはこの名前も、屋久島と口永良部島(くちのえらぶじま)だけに生息する鹿「ヤクシカ」から来たと言われています(これは諸説ありますが)。
ちなみにこのヤクシカ、じつは地元の民宿とかで食べられるんですが、さっぱりしててヘルシーな感じで、けっこう美味しいです。
なにはともあれ、周辺の港などをぶらぶらしつつ、ごはんを食べて、この日は早々に寝ました。
🌲 縄文杉へ
早朝に起床して、一日に往復一本ずつしかないバスで、荒川登山口までアクセス。そこから縄文杉までは、歩くしかありません。
往復約22km、9時間ほどかかります。長いですね。
そしてどうでもいい話ですが、資材運搬用トロッコの線路が敷いてあり、この枕木が歩幅に合わないため絶妙に歩きづらく、なんというか、精神的にまあまあ堪えた記憶がします。笑
(脚が短いからかも、、、)

屋久島・荒川登山口付近のトロッコ道(筆者撮影)
縄文杉の貫禄はどこから?
4時間以上歩いて、なんとかたどり着きました。
冒頭の写真、屋久島のシンボルとも言える縄文杉は、さすがの貫禄。
神々しさすらありました。
ただ立っているだけで存在感があるんですが、ここであらためて、二つの特徴に着目してみます。
①とにかくでかい
縄文杉は、
・高さ 25.3m → 8階建てのビルくらい。あるいは、「学校の25mプールを立てたらこの高さ」と思ったほうがわかりやすいかもしれません。(わかりづらいですか?)
・太さ(周囲の長さ)16.4m → 大人10人が手をつないでちょうど届くくらい
という巨木です。圧倒されますよ。
②とにかく古い
「古い」と言われるのが縄文杉的にはいやかもしれないので、長寿、と言うことにしましょう。
なんと、推定樹齢は、「2170年~7200年」と言われています。
最近の研究では、「最大でも樹齢5000年ほど」というのが定説になりつつあるようですが、仮に樹齢5000年としても、この杉が生まれたころ、日本は縄文時代ですよね。
また、世界に目を向けると、以前ブログに書いた「四大文明」(メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、中国文明)よりも前に生まれた、あるいは初期のころということになります。
そう考えると、ロマンを感じませんか?
👉四大文明についてのブログ『オリエントってどこ?歴史の言葉がディズニーランドに! ~歴史・四大文明~』はこちら
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この、「大きい」「長寿」という情報を知ったとき、「すごいなあ、、、」と感心して終わりになりがちなんですが、それは少しもったいないです。
勉強にかぎらずなんでもそうだと思っていますが、そこからちょっと掘り進めて考えてみると、じつはけっこう面白いですよ。
というわけで、次回はこの特徴をとおして、縄文杉の気持ちになりながら、彼は長いあいだなにを見てきたか、そしてどうしてこんなに長生きなのか、という話をしてみます。
またお付き合いくださいね!
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