【数学】上達に必要な3つのカギ ②問題文から必要な情報を「拾い出す」

2025年12月16日

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問題文から「必要な情報」を拾い出そう

 

こんにちは、戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室塾長の水落です。

前回は「計算が出発点」だとお話ししました。

前回の記事は👉こちら

今回は②「問題文からヒントを拾う」。

数学の問題は、問題文から必要な公式や解法を拾い出せるかが勝負です。
そこのところを詳しく説明していきますね。

例1:小4「長方形の面積」

たて12cm、面積96cm²の長方形。よこは何cm?

この問題は、「長方形」というのをみて、「長方形の面積=たて×よこ」と反応できるかがポイントです。

与えられたもの:たて=12、面積=96。求めるもの:よこ。

式は 96=12×□。だから □=96÷12=8(cm)と解きます。

前提知識(学年の目安)
・「面積=たて×よこ」を式として扱い、「よこ=面積÷たて」と読み替えられること(小4)。
・2けた÷2けたのわり算の筆算が正確にできること(小4)。
※どちらかが曖昧なら、小4の該当単元に戻って復習。さらに「□を使った逆算」自体が不安なら、小3の「□を用いた式」にさかのぼる。

 

くりかえしになりますが、ポイントは、「長方形」と見た瞬間に「たて×よこ」が思い浮かぶか。
ヒントが拾える状態になっていないと、解けません。

例2:中2「連立方程式の文章題」

10円硬貨と50円硬貨が全部で20枚あって、合計520円。
10円硬貨と50円硬貨の枚数を求めよ。

(中1の一次方程式の知識だけでも解けますが、今回の中2の連立方程式の知識を使って解きます)

求めるものをx、yとおく→10円を x 枚、50円を y 枚。
x、yと、未知数が2つあるから、式が2本あれば解ける。
なので、文から式を2本「拾ってくる」

枚数に注目:x+y=20

金額に注目:10x+50y=520

ここで、下の式を10で割れると x+5y=52となって計算が楽です
(「上を10倍」する人のほうが多いのですが、計算に際して、数字はできるだけ小さくしたほうがいいです)

差をとると 4y=32 ⇒ y=8、x=12。

いちおう確かめ算もしておくと:12枚×10円+8枚×50円=520円、OK。

 

なぜそれが問題文に書かれているかを考える

「問題文に書かれている情報は、問題を解く過程の、どこかで使うはず」
と考えるくせをつけましょう。

たとえば、中学の図形の問題で、長方形が出てきていたら、「4つの角がすべて90度」という性質を使う可能性が高い。

ひし形だったら、まず間違いなく「4つの辺の長さがすべて等しい」か「対角線が直角に交わる」という性質を使うでしょう。

先ほどの連立方程式の問題だったら、
「10円硬貨と50円硬貨が全部で20枚あって、合計520円。10円硬貨と50円硬貨の枚数を求めよ。」
とあるのだから、
・「10」,「50」,「20」,「520」という数字は、全部使うはずだし、
・520円という合計額が示されているのだから、合計額=金額×枚数で式を立てるはず。

文章題ができるというのは、こういう推測が働くということです。

「キーワード」に反応して、「問題文→式」に置き換える

文章題を解くためには、キーワードに反応して、問題文を式に置き換えられるようになればOK。

「数学のセンス」とか「ひらめき」とかは必要なし。

いろいろな問題でくりかえし練習を積むだけです。


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