【理科】お掃除のお役立ち!①重曹とクエン酸
お掃除の定番のこの二つ。汚れを落とす秘密は?
こんにちは!
戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室講師の中臺(なかだい)です。
もうすぐ大晦日ですね。
大晦日といえば…そう、大掃除です。
普段は掃除をしないようなところを掃除する関係上、頑固な汚れも沢山ですね。
今日は、そんな大掃除に役に立ちそうな情報をお伝えできればと思います!
➷ 大掃除の定番
大掃除の定番アイテムとしてよく名前が挙がるのが、
「重曹」と
「クエン酸」です。
この2つ、実は中学校の理科で習う酸性・アルカリ性と深く関係しています。
聞いたことはあるけれど、「なんとなく使っている」という方も多いのではないでしょうか。
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さて、なぜこの2つが定番になっているのでしょうか。
➷ 酸とアルカリについて
酸とアルカリは、正反対の性質をもつものです。
酸性のものとアルカリ性のものが出会うと、お互いの性質を打ち消し合い、中性に近づくという特徴があります。
この反応を「中和」といい、中学校の理科でも学習します。
この反応により、頑固な汚れは水に溶けやすいものへと代わり、落ちなかった汚れから落ちる汚れへ変化するのです。
➷ 重曹について
重曹は弱アルカリ性で、油汚れや皮脂汚れなど、酸性の汚れを落とすのが得意です。
ではなぜ、重曹が油汚れに強いのでしょうか。
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油汚れの正体は、油や皮脂などの酸性寄りの汚れです。
重曹は弱アルカリ性なので、酸性の汚れと反応し、性質を打ち消し合います。
先ほどの説明のとおり、重曹によって汚れは「中和」され、水に溶けやすい状態になるため、落としやすくなるのです。
➷ クエン酸について
一方、クエン酸は酸性の性質をもっています。
水あかや石けんカスなどは、アルカリ性の性質をもつ汚れです。
石けんがアルカリ性なのは有名な話ですが、水あかがアルカリ性という話はあまり聞いたことがないのではないでしょうか。
水あかの正体は、水道水に含まれているカルシウムなどのミネラル成分です。
これらはアルカリ性の性質をもっています。
水は蒸発するため、アルカリ性のものが固まって残ることで、あの白っぽい汚れになります。
そこに酸性のクエン酸を使うことで、こちらも「中和」が起こり、汚れがゆるんで落ちやすくなります。
➷まとめ。知っていると掃除が楽しくなるかも!
重曹やクエン酸が掃除に役立つのは、酸とアルカリがもつ「中和」という性質を利用しているからです。
汚れにも性質があり、反対の性質をもつものを使うことで、汚れは落ちやすい状態に変わります。
普段何気なく使っている掃除用品も、実は理科で学ぶ内容としっかりつながっています。
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今回は、酸とアルカリの関係を利用した掃除についてお伝えしました。
次回は、中和とはまた違った視点から、大掃除に役立つ理科の話をお伝えしたいと思います!
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