【理科】お掃除のお役立ち!④「混ぜるな危険」ってどういうこと?
安全第一!
こんにちは!
戸塚区柏尾町の学習塾、フィロソフィア柏尾教室講師の中臺(なかだい)です。
前回は、水あかを防ぐためにできることを紹介しました。
日々の小さな努力の積み重ねで、大掃除を少しでも楽にできると嬉しいですね!
☆お掃除シリーズの記事一覧
①重曹とクエン酸 は👉こちら
②洗剤とお湯 は👉こちら
③水あかを防いでラクしよう! は👉こちら
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今回は、このシリーズの最後になります。
洗剤ボトルによく書いてある「混ぜるな危険」についてお話します。
安全のために必ず守る必要があることですが、「なぜ危ないのか、混ぜると理科の視点でどんなことが起きるのか」がわかると、より意識が高まる(そして勉強にもなるので一石二鳥 笑)ので、ぜひ読んでみてくださいね。
➷ 混ぜてはいけない洗剤について
洗剤には、大きく分けて
・酸性の洗剤
・アルカリ性の洗剤
・塩素系の洗剤
などがあります。
この中でも特に注意が必要なのが、塩素系の洗剤です。
塩素系洗剤は、カビ取りや除菌などに使われることが多く、とても強い効果をもっています。
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この塩素系洗剤を、酸性の洗剤(クエン酸など)と一緒に使うことは、絶対に避けなければいけません。
よく見聞きする話ですが、なぜなのでしょうか?
➷ 混ぜたらどうなってしまうのか
塩素系の洗剤と酸性の洗剤を混ぜてしまうと、有毒なガスが発生します。
これは、酸性の洗剤の力によって、塩素系洗剤の中に含まれている成分が安定していられなくなり、化学反応を起こして「塩素ガス」という人の体にとって有害な気体に変わってしまうためです。
このガスを吸い込むと、
・のどや目が痛くなる
・気分が悪くなる
・場合によってはさらに重い症状が出る
など、大変危険です。
掃除は身近な作業ですが、中身は立派な化学反応です。
使い方を間違えないよう、十分に気をつけましょう。
➷ もし混ぜてしまったら
万が一、洗剤を混ぜてしまった、または変なにおいがすると感じた場合は、
・すぐにその場を離れる
・窓を開けて十分に換気をする
・無理に掃除を続けない
ことが大切です。
「少しだけだから大丈夫」と思わず、体調を最優先に行動するようにしてください。
また、掃除をするときは、
・複数の洗剤を同時に使わない
・使用前に表示を確認する
といった基本的なルールを守ることも大切です。
➷ まとめ
「混ぜるな危険」という文言は、けっして大げさではないんですね。
使い方を間違えると危険な化学反応が起こり、命に関わることもあります。
裏面に書いてある説明を読んで、とくに「危険」という文字は敏感に拾って、書かれていることをしっかり守るようにしましょう。
そして、知らない人がいたら、この記事の内容もあわせて教えてあげてくださいね!
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今回のお掃除シリーズでは、
・ついてしまった汚れを「落とす」仕組み(メカニズム)
・汚れがつく前に「防ぐ」工夫
そして今回、シリーズの最後に、
・きれいにする以前に最も守らなければならない、安全に掃除をするための注意ポイント
をお伝えしました。
理科の視点で見ると、掃除の意識が高まりますね。
身の安全を確保しながら、楽しく大掃除を進めていきましょう!
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私(中臺)の今年の記事は今日で最後です。
今日初めて読んでくださった方、今までいくつも読んでくださった方、みなさまありがとうございました。
来年もまたお付き合いくださいね。
そして、なにかご相談などがありましたら、下記の「問い合わせフォーム」から、いつでもお気軽にお声がけください。
お待ちしています!
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